WindowsでLaravel環境構築(1)

PHPフレームワーク「Laravel」の環境構築が煩雑なので、手順を残すことにします。

今回DLするのは以下のソフトです。
・XAMPP
・Composer
・git
・Virtual Box
Vagrant
・Laravel
結構な量ですね・・・。
さくさく進めていきましょう。


長くなるので、今回は
・XAMPP
・Composer
・git
のダウンロードを行います。



XAMPPのダウンロード

(※)XAMPPおよびPHPのPathの設定ができている方は飛ばしてください。

XAMPP(ザンプ)とは、ウェブアプリケーションの実行に必要なフリーソフトウェアをパッケージとしてまとめたもので、apachefriends.orgから提供されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/XAMPP


XAMPPは多彩な使用方法がありますが、今回はPHPを動かすために使います。
下記のXAMPPの公式ウェブページからダウンロードしましょう。

https://www.apachefriends.org/jp/index.html


最新版をDLする場合は画面上部の「ダウンロード」をクリックします。
f:id:mssblog:20160524200115p:plain

バージョンページへ。
f:id:mssblog:20160524195919p:plain
一番下の「7.0.6 / PHP 7.0.6」をダウンロードしましょう。

基本的には最新のXAMPPをダウンロードすればよいですが、過去のPHPファイルを利用する場合は少し古いものをダウンロードしてください。


XAMPPをダウンロードしたら、環境変数を設定します。
スタートメニューから「コントロールパネル」を開いて
「システムとセキュリティ」>「システム」>ウィンドウ左の「システムの詳細設定」をクリック。
f:id:mssblog:20160525103915j:plain

「詳細設定」タブの「環境変数(N)」ボタンをクリック。
「システム環境変数」内に「Path」という変数があるのでこれをクリックして「編集」をクリック。
f:id:mssblog:20160525104507j:plain

このようなウィンドウが表示されます。
f:id:mssblog:20160525105044j:plain
ここでPathを設定・変更できます。
ここで設定すると、コマンドプロンプト使用時、
コマンドプロンプトがどのディレクトリにいても、
設定したファイルを実行してくれるようになります。

「新規」をクリックして、「php.exe」のあるフォルダのアドレスを記述します。
XAMPPのインストール場所を特に指定していなければ、以下の様になります。
f:id:mssblog:20160525105506j:plain
書けたら「OK」で終了してください。
このように、Pathにフォルダのアドレスを記述することを
「パスを通す」ということがあります。

これで、XAMPPに関する設定は終了です。

Composerのインストール

Composer はプロジェクトで使われているライブラリを把握するためのソフトです。
ソフトの規模が大きくなると、どのライブラリを使っているのかが困難になります。
それを防ぐためのソフトですね。

ダウンロードは以下のURLをクリックし、「Composer-Setup.exe」をクリックします。
https://getcomposer.org/download/
f:id:mssblog:20160524185508j:plain

インストールしたexeファイルを実行すると、セットアップが始まります。
ダウンロード時に動かすphpファイルの選択。
自動的に探してくれるので、そのままNEXTをクリック。
f:id:mssblog:20160524190349j:plain

プロキシサーバーを使うかどうか聞かれますが、気にせずNEXTでOK。
f:id:mssblog:20160524190601j:plain

「Install」ボタンを押してインストール。
インストール後以下のウィンドウが表示されます。
f:id:mssblog:20160524190908j:plain
インストール内容を適用させるために
一度すべてのファイルを閉じてね、という注意書きです。NEXTで次へ。


f:id:mssblog:20160524191307j:plain
ダウンロードが終了しました。ネットにつないで説明書を見ることもできますが、Finishで終了します。

コマンドプロンプトを開いて「composer」と入力し・・・
f:id:mssblog:20160525091928p:plain

f:id:mssblog:20160525092000p:plain
こんな表示が出ていればダウンロードは正常にできています。

参考
コンポーサーのインストール | WinRoad徒然草

gitのインストール

次に、gitをダウンロードします。
ダウンロードするものが多いですが、頑張りましょう。

git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Git


まずはgit公式ページにジャンプ。
https://git-scm.com/
f:id:mssblog:20160524193246j:plain
ダウンロードページをクリックします。

f:id:mssblog:20160524193309j:plain
対応機種をクリック。
(クリックするとダウンロードが始まります。)

f:id:mssblog:20160524193631j:plain
ダウンロードされたexeファイルをクリックすると、セットアップが始まります。NEXTで次へ

f:id:mssblog:20160524193844j:plain
ダウンロードするソフトを選択します。
「Gitbash」はバージョン管理システムではありませんが、便利なツールなので併せてダウンロードします。

f:id:mssblog:20160524194305j:plain
Gitの範囲設定
上はGitbashのみ、真ん中はコマンドプロンプトでも使用可能にします。
下は非推奨な選択なので割愛。

f:id:mssblog:20160525092300p:plain
Gitでテキストファイルを処理したときの終了処理

f:id:mssblog:20160524194923p:plain
Gitbashの表示選択。
上を選択するとGitbash独自の表示、
下を選択するとwindowsコマンドプロンプト風の表示になります。

f:id:mssblog:20160524195126p:plain
その他の設定
そして「Install」ボタンをクリック。

f:id:mssblog:20160524195525p:plain

無事インストールできました。
f:id:mssblog:20160524195545p:plain
チェックボックスを外すのを忘れずに。
「FINISH」で終了します。

今回はこれで終了です。
お疲れ様でした。(文責:砂川)